祖父から学ぶ、人って何歳からでも変われる。

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こんにちは。LOVELYです。😊

40度近い熱い日々が続いていますが、お元気にしていますか。

水分たくさんとって、休めるときにはたくさんやすんでくださいね。

統計によると、外より、室内からの脱水症状による体調不良が多いようです。💦

 

本日は、人は何歳からでも変われるというお話をします。

私の祖父のお話

私には、もうすぐ91歳になろうとしている祖父がいます。

祖父は、昔は大工さんで、九州?日本の文化からくる?時代からくるものなのでしょうか?

いわゆる亭主関白という人でした。

 

結婚は、両親から認められて紹介されたお相手とお見合い結婚だけが許される。

女が家庭の事(家事・育児など)すべてのことをやるのが当たり前。

女性は、どんなときも男性を立てなければならない。

 

台所へは男性(特に夫、あるいは息子)を入れていけない。つまり料理もさせてはならない。

男は、外へ働きに行くもの。

そんな伝統?文化?ルールがありました。あなたのご家族はどうですか?

 

亭主関白はさらに酷く

母によると、子供が3人いて、家計が苦しく厳しいことが多かったそうです。

祖母は働きに出て、家事も・育児も全てしていたそうです。

いつ寝ているかホントにわからなかったくらい、常に何かしなければならない状況にあって、憂鬱な顔をしている日々が多かったそうです。

 

当時の大工さんの時期は繁忙期とそうでない時期の差がかなりあったようですが、

家計が苦しいからといって、違う仕事を探すとか派遣に行くとかそんな姿を祖父がみせることはなかったそうです。

 

しかしながら、家での亭主関白な態度は変わらず

女が仕事も、家事も育児もするものという定義になっていたそうです。

 

祖母は、そんな厳しい状況下でも、どんなときでも祖父を立てていました。

確かに、辛いだろうな、文句の一つや二つでても当然と思う時も、一切文句など口にしたことはなかったかもしれません。

尽くす祖母

病気を持ち、少しずつ身体がうまく言うことを聞かなくなってきても、

祖父の薬を代理で取りに行ったりして転びそうになったり、

祖父が具合が悪いからといって、梅干を外から取ってきてあげようとして怪我したりと…。

 

数えきれないほどの

「それおかしくない?祖母のやること」というストーリーがありました。

 

 

そんな、祖母が先にこの世を去り

一人残された祖父。

 

最期は、老々介護のようになってきており、

亭主関白の祖父もさすがに自分の妻の変化にきずいて、自分にできる範囲の介助はしていたようでした。

 

90歳で自立した祖父

あんなに、亭主関白だった祖父が

あんなに、家庭が厳しい状況下でも応対しなかった祖父が

今となっては90歳近くになって、自立しているのです!wow

 

台所に立ったことさえない人が、

炊飯器でご飯を炊いたり、お湯を沸かしてラーメンやうどんをつくったり。

後片付けもしたことない人が、自ら茶碗を下げて洗っていました。

ゴミも捨てられますし。

 

しばらく、家を離れていた私には

「え?!できるんだったの?やればできるんじゃん!」って

瞬きを何回しても足りないくらい、

もう目が飛び出そうなくらい、幻をみているかのようでした。

 

毎日、笑えて、可笑しくてビックリする光景ばかりです。

 

今までは、全て甘えだったのか?!

 

人って、何歳だろうが変われるんです。

 

コロナで世の中は変わったとは言え、

祖父をみて、本当に時代は変わったな~と思わされた瞬間でした。

 

人って、やらないといけない状況下ではやれるんです。できるんです。

 

お盆に、祖母のことを思いながら記事にしました。

最後まで、読んでくれたあなたが少しでもHappyでありますように~☘

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