皆さんこんにちは。
今日は、オーストラリアでファームのお仕事クビになったお話をシェアしたいと思います。
興味がある方、またワーキングホリデービザを使用している方やこれから更新の方、また今後オーストラリアでのファームのお仕事を考えている方はどうぞ最後まで読んで見てください。
働いていたファーム
クイーンズランドのゲインダーと言うド田舎にある、オレンジやレモンの柑橘系ファームで働いていました。東京ドーム何個分あるのだろう?と思うくらい相当でかい規模のファームでした。また木も3-4メートル、いやもっとでかい木もたくさんありました。オーストラリアの自然は偉大……。
そんなでっかい木になっているフルーツをとってはバックに入れ(カンガールの様に前にでっかいバックを背負う)、それらをでっかいビン(大人が軽く4.5人くらい入る程のかごの様なもの)に入れていくのです。たったこれだけの、だ~れでもできる作業を永遠やっていきます。
一日大体9-10時間くらい。木が相当でかいですから、155センチしかない私はとっても時間を必要とするのです…そしてハシゴを使わないと届かない…。というわけで、でっかいバックに入った大量のみかんを背負いながら、木またはハシゴをに登ったり降りたり永遠にやっていきます。
想像できますか??
こんないい大人になってから毎日毎日木登りやハシゴ使う日が自分の人生の中にくるなんて思ってもいなかった…。しかも時給制じゃなく歩合です!ということは、自分のやった結果がどストレートにお金となり跳ね返って来る…。辛い辛い…。
お陰様で太らないし、かなりの運動量で筋トレにもなりました!!!
あなたはなぜファームで働いているの?
その理由はずばりVISA。ただそれだけ。私の目的はAINとして働くことですw
ここでは外国人なので何かしらのVISA(滞在するための証明書みたいなもの)が必要なのです。オーストラリアは指定された区域や産業で政府が指定した日数働けばVISAが更新できるのです。
なので、私にとってのファーム生活はVISAをとるための通過点なのです。
クビになるのは突然!
悲劇は突然やってきます。いつも突然です!
とある休み明けの日に”I have no job for you sorry” とボスから朝6時半頃にメッセージを受信しました。あ~今日は私は休みなんだと思いました。え?大体の人はそう思いますよね?
他の同僚は”start 10am today ” とボスからメッセージが!あれ?私だけ休み?え?
同僚は出勤。その際にボスがその同僚に”I kicked off bunch of people today,because we have so many wokers” と言って来たと。え?それってクビにしたってこと?とその同僚が聞き返すと”YES”と堂々と応対したそうです。”Can you just tell her?”ですって…
wow, what a hell !!!! that’s such a rude!!!!!!!!! I am so disappointed about her ですね🔥
いい大人が、休み明けの朝方そんなメッセージだけでクビ切っちゃうんだ!このコロナ最中仕事見つけるのも大変な苦労する時期なのに、外国人がVISAのためにファームで頑張らなくちゃいけない事も何年も見てきているのにWOW!全く現状を受け入れられなくて、ただただボス(オーストラリア人女性)に失望です。しかも、去年からの顔見知りなのに…。
私が、相当ひどい態度をとったわけでも、サボり魔でもなんでもなかったと思うんですけどね…。
はい、というわけでなんの理由もなくクビ切られることあります!明日はあなたかも??
他の理由は、残っている収穫料に対してワーカーが多くなって来たらとか、相当仕事がこなせないとか、仮病とか二日酔いとか仲間同士で母国の歌をでっかい声で毎日歌いながら仕事してたらうるさすぎてとかで…?クビ切られます!海外ならではの面白い理由ばかり!ま、私は何も理由は伝えられてませんけどね…。そういう大人にはならないと心に秘めました…
オージーは本当に細かいことを気にしない
クビにされたと言って、時が経ちワーカーが必要になったらまた雇われる可能性もあります。本当に彼らは細かいことを気にしません。必要最低限働いてさえくれれば良いみたいです。一体何が基準何だ…。
オーストラリアのファームで働いで気づいたこと
健康であること
体力的な面でかなりの負担がかかり辛いですが、何度か脚立から落ちたりもしたけれど怪我も病気もせず健康であることに気づきました。(海外だから、病気とか怪我したくないと気を張ってた)
規則正しい生活環境
大体朝7~9時辺りから、16~17時辺りまでが勤務時間です。初めの頃は、帰ったらとにかくご飯より睡眠欲が強かったです。なんか部活動生みたい。太陽とともに活動して、日が沈む頃には帰宅して夜はたくさん寝るというシンプルな生活スタイルが今まで出来なかったので、この生活スタイルが体にとても良いことに気づきました。
根性と体力がついた
オーストラリアの炎天下の中で働くことって相当な体力要します。最高気温40度あたり、そんな中での重たいミカン背負って木や脚立の昇り降りをほぼノンストップでやります。歩合制ですからね、サボれません…。今までお給料制で働くことしか経験してなかった自分にとってかなり辛い環境でした!まさに、自給自足生活!!!だがしかし、やるしかない!だって、VISAもお金も必要だから。
時給制の仕事て、あれ楽できるじゃないか…とかも考えさせられました…。
自然の偉大さ
倒れている木でも、枝分かれしちゃってかなりダメージ受けているところからも、ちゃんとした立派なミカンが育っています。とってもとっても翌年にはちゃんとまた実になっている力強さ。自然のパワーって計り知れないです。
第一産業で働く人々の一部を体験して、彼らの苦労や大変さがわかりました。彼らがいないと作物もきれいな状態でとれないし、スーパーにも並べられないですからね。機械にも出来ることの限界があります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
日本にいたら、絶対経験することのない世界の話でした。
ワーホリとかに興味なかったら意味の分からない記事だと思います。(笑)過去の自分がこんな情報欲しかったというような記事を作成していきたいと思います。
こんな予期せぬ事があっても、次のファームを見つけらた方法を次の記事にしたいと思います。
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